メルマガランディングページの作り方と押さえるべき3つのポイント
ランディングページって聞くと何だか難しそうって思う初心者も多いはず。
そこで、今回はメルマガ登録用のランディングページ、つまりは、メルマガ登録するためのランディングページの作り方(コツ)についてお話ししますね。
最後にランディングページ(以下、LP)作成ツールについても紹介しますので、最後まで読んでください。
目次
メルマガ登録用のランディングページとは?
以前にもLPについてはお話しししましたが、改めて整理すると以下の通りとなります。
LPとは、検索結果やSNS、広告などを経由してユーザーが最初にアクセスするページのことを言います。
広い意味では、ユーザーが最初に訪れるページはすべてLPとなります。
広告の分野では、そのなかでも特に商品の購入やお問い合わせなど、ユーザーのアクションを誘導することに特化した商品・サービスの紹介ページのことを「LP」と呼びます。
本来は上記の通り、商品やサービスの購入や問い合わせなどのためにLPを作るのですが、冒頭でもお話しした通り、今回はメルマガ登録に特化したLPとしてお話しします。
なぜ、その話をするかというと、LPとしての基本的な考え方は一緒なのですが、
僕なりに今までの経験を踏まえて「メルマガ登録用のランディングページ」という考え方があることに気づきいたからです。
それでは、早速どんな考えのもと実際に作成していくかということについてお話ししていきますね。
LPの目的はメルマガ登録
作成するLPの目的は、商品やサービスの購入でもなく、資料請求でもなく、問い合わせでもなく、メルマガの登録です。
それを理解するために、まず、商品やサービスをセールスする目的で作るLPについて考えてみましょう。
LPを作成するにあたって、必ず入れ込む項目としてメリットとベネフィットがあります。
例えば、女性向けダイエット商品の場合、商品そもそものメリット、
つまりは、その商品を購入することで「痩せる」というメリットを得ることができます。
しかしながら、そこでのメリットとはその商品のウリや特徴に過ぎません。
一見、それで十分のように見えますが、商品・サービスの特性をただ述べただけなので、お客様からしてみれば「で、それが何に役に立つの?」となってしまい、購入に至らないケースが多いのです。
それに対して、商品購入後にもたらされるベネフィットとは、メリットによりもたらされる恩恵のことです。
分かりやすく言うと、「この商品を買ったらこういう良いことが起きる」という説明です。
前述の女性向けダイエット商品の場合、購入して痩せると(実際に痩せるかどうか購入前の段階ではわからないのですが)
・痩せることで「着たい服が着れる!」とか、
・痩せることで「男性から注目される!」
という説明を加えれば、見込み客は購入後にもたらされる良いイメージを持つことで購入しやすくなります。
実は、メルマガ登録も同じような心理状態で行われることになります。
それを整理すると以下の通りとなります。
- メリット:登録することで得られるもの、例えば、プレゼント(動画講座やPDFといったコンテンツ)などがそれにあたります。
- ベネフィット:登録後にもたらされるもの、例えば、稼げる仕組みが構築できるとか、将来の不安から解放されるなどがそれにあたります。
なので、メルマガ登録用LPにも、メルマガ登録するためのメリットや登録後にもたらされるベネフィットを必ず伝えなければならない項目ということになります。
LPを作成する際の押さえるべき3つのポイントとは?
LPを作成する際に以下の3つポイントを押さえて書くようにしましょう。
- 出口は一つ
- 極力短く
- 決まった型(テンプレート)
それぞれ、解説していきます。
✔出口は一つ
これはいまさら言うまでもありませんが、それは「出口を一つに絞る」ということです。
どういうことかというと、メルマガ登録用LPはその名の通りメルマガへ登録してもらうという目的を達成するためのLPです。
なので、メルマガ登録までに他のリンクが貼ってあったり、広告が貼ったりすることはありません。
なぜなら、他のリンクや広告があると他に気がとられてしまい、場合によっては広告リンクを踏んでしまうなど、途中で離脱してしまう原因となってしまうからです。
なお、出口とは「メルマガ登録フォーム」そのものになります。
✔極力短く
LPに限らず、ブログもしかり、メルマガもそうですが、ほとんどが上から下、左から右の流し読みです。
余程のファンならば一言一句、文字を読んでいくのですが、そうでないのがほとんどなので、LPは極力短くするのが良いです。
なぜなら、色々なことを盛り込んで読んでもらったうえで登録してもらうと思うのは、作り手の「エゴ」でしかなく、LPの文章を長くすると途中で離脱する人を増やすことにつながるからです。
確かに、長い文章を読んだうえでメルマガ登録してくれた人の方が、その後の精読率や成約率も高い傾向があることは事実なのですが、大半が離脱してしまうという現実もあるのです。
つまりは、目的であるメルマガ登録がされないのであれば、長い文章を書くことは必ずしも得策でないということです。
じゃあ、どういうLPを作れば良いかということになりますが、そこには昔から決まった型があります。
✔決まった型(テンプレート)
LPにも決まった型(テンプレート)があって、具体的には、以下の通りとなります。
実はとてもシンプルな作りで、最低限必要な項目は上記4つです。
なお、余裕があれば、登録フォームの下にプロフィールなどを入れて、その下に再度登録フォームを設定することもありです。
しかしながら、前述した通り文章が長ければ長いほど離脱(最後まで読まないでページを閉じる)する確率も高くなりますので、初心者の段階では最低限必要な項目だけで問題ないと思いますね。
そもそもLPは必要なの?(メルマガ登録フォームだけではだめなのか?)
LPを作成せず、メルマガの登録ホームだけを設定することも考えられるのですが、(実際、そういったブログを見たこともありますが、)初心者の段階でそれは難しいことです。
例えば、しっかりSEO対策が取られており、既に何万、何十万ものアクセスを集めているブログを運営している人ならば、ブログ自体がメルマガ登録への導線になるように作られているなど、改めてLPを作らなくてもある程度の登録が見込めることも十分考えられます。
※SEO対策とは:「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字を取った略称で、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでキーワードが検索された場合に、自分のブログを上位表示されるようするための対策のことです。
しかしながら、それは、初心者が簡単にマネできるようなものではありません。
なので、最初は基本に忠実なLPを作って確実にメルマガ登録されるよう実践してください。
LPを作成するのはどうすれば良いのか?
実際、LPを作成するにあたっては業者にお願いすることも考えられますが、最低でも20万近くの費用が掛かってしまいます。
初心者はなかなか手が出せないのが実態ですね。
でも、初心者でも簡単にプロが作ったようなLPが作れてしまうソフト(テンプレート)もあります。
ちなみに、僕は以前からcolorful(カラフル)を使って作成しています。
また、ここ最近注目を浴びているペライチというLP作成テンプレートも使ってみました。
【詳細はこちらから⇒ ホームページ作成なら初心者でも作り方かんたんなペライチ】
今まではcolorful(カラフル)一本で、ペライチそのものについてわかっていなかったのですが、実際使ってみると、とても簡単に作成できることがわかりました。
今後作成するLPは、colorful(カラフル)を使っていくのか、ペライチを使っていくかは正直、迷うところですね。
なお、ペライチを実際に使ってみた感想や使い勝手、colorful(カラフル)との比較については、また別の機会にお話ししますので楽しみにしておいてくださいね。
まとめ
以上、メルマガの登録をしてもらうためのLPの作り方についてお話ししました。
改めてまとめますと・・・、
まずは、LPを作成にあたって、メルマガ登録するためのメリットや登録後にもたらされるベネフィットは必ず伝えなければならない項目だということです。
それから、途中で離脱することなく、最終的にメルマガ登録してもらうためには押さえるべき3つのポイントがあるということです。
それは、
・出口は一つ
・極力LPの文章は短く
・決まった型(テンプレート)に当てはめて書く
ということでしたね。
最後に、頭ではわかっていたとしても、行動に移さないと何の意味もないということです。
つまりは、メルマガ登録用LP本来の目的はメルマガに登録してもらうということと、ブログに来たお客様に対するメルマガ登録率を上げていくということです。
なので、今回お話ししたポイントを押さながら、加えて結果検証をして修正を加えることで完成度の高いLPを作っていきましょう。
今日はここまで!!
ではでは
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